カレイドスコープ〜先生を想う日々〜
「あの…入江先生。」


「ん?どうした?」


先生が私の方を見た。


わー。緊張してきた!!


でも、誰もいない今はチャンスだよね。




「先生、私…先生のことが、す………」



「す…?」


あと少し、『好きです』って言うだけなのに…!



心臓が飛び出しそうなほどのドキドキで、そこから先の言葉が出なくなってしまった。



「三咲?」


先生の瞳を見たら、ますますドキドキが激しくなってしまった。


どうしよう…!


何か言わなきゃ変かな…?


< 198 / 225 >

この作品をシェア

pagetop