カレイドスコープ〜先生を想う日々〜
私が自転車に乗ってきた道も、ゆっくり探しながら帰ったけれど、結局見つからなかった。
「和沙、千鶴、ありがとう。これだけ探してもないから、仕方ないよ…。」
「愛菜…。」
それ以上、2人は何も言わなかった。
きっと、ものすごく落ち込んだ顔をしている私を見て、何も言えなかったんだろうな…。
明日は告白するって決めた日なのに…。
家に帰って部屋も一応見たけれど、見当たらなかった。
大事なものだったのに、なんで無くしちゃうの?
しばらく自分を責め続けていた。
「和沙、千鶴、ありがとう。これだけ探してもないから、仕方ないよ…。」
「愛菜…。」
それ以上、2人は何も言わなかった。
きっと、ものすごく落ち込んだ顔をしている私を見て、何も言えなかったんだろうな…。
明日は告白するって決めた日なのに…。
家に帰って部屋も一応見たけれど、見当たらなかった。
大事なものだったのに、なんで無くしちゃうの?
しばらく自分を責め続けていた。