カレイドスコープ〜先生を想う日々〜
そして、5限目の化学の時間が来た。


「よーし!始めるぞー!」

今日はチャイムとほぼ同時に教室に入って来た先生。

気合いも十分!といった感じだ。


「今日から、本格的に授業入っていくからな。俺の授業じゃ退屈かもしれないけど、なるべく興味もてるように話すから、寝るなよ!」


先生は笑いながら言った。

先生の授業で寝るなんて、絶対にあり得ないよ!


退屈だなんてことも、絶対ない!


だって先生の授業だもん。


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