カレイドスコープ〜先生を想う日々〜
理由
「昨日は本当にごめんね!」
次の日の部活が終わった後、もう一度千鶴に謝った。
「びっくりしたよー!一体何があったの?」
千鶴は、驚いていた。
無理もないよね…。突然だったから…。
「ちょっとそのことで、千鶴に話したいことがあるの。」
「うん。分かった。」
合唱部の人たちが帰った後、私たち2人は音楽室に残った。
「それで、話したいことって何?」
「あのね、昨日のことなんだけど…私、体育館に行っていたんだ…。」
思い切って千鶴には、話そうと思っていた。