カレイドスコープ〜先生を想う日々〜
いつなんだろう…?先生の誕生日。
伊原さん、日にちまで言ってくれないかなあ…。
耳に神経を集中させていた。
「7月の…」
そこまでは何とか聞き取れた。
でも、肝心の日にちが、周りの声でかき消されてしまって、どうしても聞こえなかった。
「千鶴…あのさ、今の伊原さんたちの会話聞いてた?」
こっそり耳打ちした。
「ごめん、全然聞いてなかった。」
「そっか…。」
残念だなあ…。先生の誕生日知りたかったよ…。
もう一度教えて!なんて言えるような関係じゃないし…。
先生の誕生日は7月…。
それだけ知ることが出来ただけでも今日は収穫…かな。
伊原さん、日にちまで言ってくれないかなあ…。
耳に神経を集中させていた。
「7月の…」
そこまでは何とか聞き取れた。
でも、肝心の日にちが、周りの声でかき消されてしまって、どうしても聞こえなかった。
「千鶴…あのさ、今の伊原さんたちの会話聞いてた?」
こっそり耳打ちした。
「ごめん、全然聞いてなかった。」
「そっか…。」
残念だなあ…。先生の誕生日知りたかったよ…。
もう一度教えて!なんて言えるような関係じゃないし…。
先生の誕生日は7月…。
それだけ知ることが出来ただけでも今日は収穫…かな。