カレイドスコープ〜先生を想う日々〜
合唱部の練習は午前中で終わった。
「早く行って来なよ!」
軽く背中を押され、体育館に脇目もふらずに走った。
今日は、体育館の扉は閉まっている。
隙間から中を覗くと、暑い体育館の中で、バレー部が練習に励んでいた。
でも先生の姿は、見当たらない。
今日は来てないんだ…。
心がしぼむような感じがした。
「あれ?三咲じゃないか。」
左を見ると、水飲み場の横で、汗をタオルで拭きながら休んでいる先生がいた。
「入江先生!!」
心臓が飛び上がるほど、びっくりした。
てっきり体育館の中にいると思ってたため、そちらに気が向いていて視界に入っていなかった。
先生、今日はいつもの黒いジャージじゃなくて、ネイビーのジャージだ。
どっちも似合ってるね。
「早く行って来なよ!」
軽く背中を押され、体育館に脇目もふらずに走った。
今日は、体育館の扉は閉まっている。
隙間から中を覗くと、暑い体育館の中で、バレー部が練習に励んでいた。
でも先生の姿は、見当たらない。
今日は来てないんだ…。
心がしぼむような感じがした。
「あれ?三咲じゃないか。」
左を見ると、水飲み場の横で、汗をタオルで拭きながら休んでいる先生がいた。
「入江先生!!」
心臓が飛び上がるほど、びっくりした。
てっきり体育館の中にいると思ってたため、そちらに気が向いていて視界に入っていなかった。
先生、今日はいつもの黒いジャージじゃなくて、ネイビーのジャージだ。
どっちも似合ってるね。