キミのトナリ


アタシの意識
朦朧となっていた。
その時
微かに
物音が聞こえてきた
気がした。




浴室の扉が開く。
そこには
隼人が立っていて
アタシを
上から
見下ろしてた。




…隼人…?
何で
そんな
悲しい顔をしてるの?
ねえ…。




その時
隼人が自分の上着を
アタシに掛けて
どこかへ
行ってしまった。




アタシの意識は
途切れた。
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