君ヘノ思ヒ

優 11  結末

それから。。。



1か月、いや、2か月位経ったのだろうか。



私の中で膨らんだ優への思いは消えることなく、でも、連絡を取ることもできず、ただただ日々を送っていた。




自分の行動への責任なのだから、諦めるしかない。    そう自分に言い聞かせ、毎日を送っていた。



私の中に残るのは後悔のみ。





後悔。。。





その言葉を考えた途端、このままじゃいけないと思った。




1度しかない人生、後悔はしたくない。



いくら勝手だろうが、調子が良かろうが、このままフェードアウトにはしたくない。





電話しよう!!




そう思い立った。   



そして思い立ったらすぐ。     決意が、勇気が折れないうちに即行電話をかけた。





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