君ヘノ思ヒ

レストラン

レストランに着き、席に座った。




”あ!!”



そう、そこには例のお兄さんがいた。




辞めたんじゃなかったんだ。  なんか、ちょっとラッキー♪




私達はおいしく食事をした。

彼がいたからと言って、声をかけるでもなく、視線を送るわけでもなく、ただ自然にその店の料理を楽しんだ。




”居心地がいいから長居できそうだね”  友達が言った。



”ここでしようか?”




『近々予定されている旅行の計画を煮つめる』 

彼女はそれをここで実行しようと提案した。




”OK!

じゃあまず。。。   じゃんけんで負けた方がそこのコンビニまで、旅行雑誌の買い出しね!”

私も即賛成。





じゃ~んけんポイッ!!!




・・・・・・・・・・・・・・・負けた。




”せっかくカッコイイお兄さんのいる店にいるんだから、少しは気ぃ遣って、『私が行くからここにいなよ』 とかないもんかね。。。”



”いってらっしゃ~い!!!”




負け惜しみも空しく、私はコンビニへ。





”ただいま~”

数分後、レストランへ戻った。





???



友達の様子が何やらおかしい。




”どうかした??”



”お兄さんに話しかけられた!!!!”  私の問いに、少し興奮気味に彼女は答えた。

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