君ヘノ思ヒ

告白の行き先 7

……………。




私の今までの態度から、そして今、私がクラブにいる以上、彼の勘違いと諦めモードは止めることができなくなっていた。





このままじゃ友達止まり。。。



いや、友達になれるならいい方で、このまま縁が切れてしまうかもしれない。



出会ったばかりの私達には友達としていけるほどの絆や深さなんてない。





またしても終わりが。。。




そう考えた途端、急に勇気が湧いてきた。



”あのさ、

私と付き合わない?

彼氏になる気ある?”




!!!!



言った自分が1番驚いていた。


急にそんな事を口にするなんて。





”うん。”




!?!?!?!?!?



即答だった。




”ほ、ホントに!?”



”うん。”





勇気って出してみるもんだ。





その後、私は最高な気分で最高なライブをたっぷり満喫し、家路についた。
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