君ヘノ思ヒ

恋の中身

それから私達は、毎日会うようになった。




私が休みの日は彼の学校まで迎えに行き、彼が休みの日は私の職場まで迎えに来てくれた。




2人同時に休みということがほとんどなく、なかなか丸一日デートはできなかったが、隙を見つけては会い、毎日楽しく過ごしていた。




お互いずっと昔から知っているような、とっても心地良い関係だった。








そんなある日。

彼がボソッと言った。







”オレら前に目合ったよな?”






”ん?

あぁ、私が光太のお店食べに行った時でしょ!?”







”ちげーよ!



それよりもっと前だよ!”






????






”え!?



いつのこと? どこで?”






”オマエ、覚えてねーの?


ひでーな。。。”







”オマエが仕事中だった時だよ!”







”え~!?”





。。。。。。





。。。。。。





。。。。。。







あ!!





!!!!!
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