君ヘノ思ヒ

連絡

その日はいつものように会う約束をしていた。



私は丸一日休み、彼は学校というよくあるパターン。






私は朝から彼の学校が終わる時間を楽しみに待っていた。






そんな中。



昼頃に電話が鳴った。




彼からだ!




心弾ませ電話に出た。




”もしもし”







”おぅ! 俺。


あのさ、今日会えねーかもしんねー。”






”え!?”







”今さ、バイト先から電話あったんだよね。


人足りないから急遽でてくれって。




とりあえずまた電話するわ”



ガチャ。


ツー、ツー、ツー。





・・・。







一方的に用件を伝えた彼は、一方的に電話を切った。
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