銃口を米神にあててばぁん
意味もわからず呟いてみる
春の懐中時計が午前2時を指していた
小さな小指に触れた途端
暗くて深い深淵に沈む

訳もわからず足掻いてみる
春の懐中時計が午前5時を指していた
暖かい紅茶を飲んだ途端
風を斬る刹那を背中に感じる

理由もなく泣き叫んでみる
春の懐中時計が午前11時を指していた
薄いカーテンを燃やした途端
眩しくて脆い現実に至る

043009 ななし
嗚呼、うっかりしていたよ、久しぶり元気ですか?
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