メガネくんと私

ポンっ

ぐしゃぐしゃ

メガネくんが私の涙が見えないようにわざと髪の毛をぐしゃぐしゃにするように頭をなでてくれた。

「ほらっ。ご飯よそって!望も一緒に食べよ♪」


「うん!


その日の夕飯は苦くて固かったけど、すごく楽しくてお腹も心も満たされた幸せな食事だった。


それはメガネくんのおかげ…かな?
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