メガネくんと私
そして放課後―…
私は一人図書室にいた。
料理の本をパラパラと眺めている。
今日は何作ろうかな♪
メガネくんが喜びそうなのは〜…
えへっ///
何かこうしてると新婚さんみたい♪
ニヤニヤしていると…
「ついに頭が壊れたか?」
この声は…?!
「相変わらず妄想好きだねぇ。」
メガネくんが図書室の入口に立っていた。
「う、うるさいっ!
何で琉也先生がここにいるの?」
「もう下校時間だから見回り。
お前みたいにボケっとしてて閉じ込められる生徒がいるからな。」
ニヤっと笑いながら近づいてきた。
「ボケっとなんてしてないもん!」
ぷいっと横をむく。