メガネくんと私

キーンコーンカーンコーン

下校時間のチャイムがなった。

「さぁ、そろそろ帰れよ。
もう学校閉まるぞ。」

「わかった。
琉也さんも、もう帰るの?」


「あぁ。今日はもう何もないからな。だから楓んとこ寄ろうかと思ってるんだケド…
望も行くか?」


「えっ?」


「足立ならきっともう告白し終わっただろうし、カップル誕生のお祝いしてやろうぜ♪」


「行くっ!!」


「いい返事だな。
じゃあ裏門のとこで待ってな。」

そう言ってメガネくんは図書室から出て行った。


わぁーい♪

メガネくんと一緒に帰れるの嬉しいなぁ!


私も急いで図書室をあとにした。
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