メガネくんと私

私たちがドアの前まで行くと、

「琉也、のん!」

お兄ちゃんに呼び止められ

「ありがとな。」

ニッコリ笑ってお礼を言われた。


「お兄ちゃん。雪乃と幸せになってね!」


私も笑顔で答えた。


「おう!もちろん♪」


そのお兄ちゃんの返事に嬉しそうな表情をする雪乃。


「なんか、いいなぁ〜。
私も幸せの仲間に入りたい…。」

私がポツリと呟き部屋から出ようとしたその時―…
< 146 / 161 >

この作品をシェア

pagetop