メガネくんと私
私と雪乃は2階の私の部屋へ。
「楓さん今日もカッコイイ〜よぉ〜!///」
部屋に入るなり雪乃が興奮し始めた。
いつもは割とクールな大人っぽい雪乃だけどお兄ちゃんのこととなるとキャラが変わるみたい。
人をも変えてしまう『恋』ってすごい。
「そういえば、楓さんってまだ望のことのんって呼ぶんだね。」
「そうだよ〜。小さい時からそういうふうに呼んでたから、今だにのんって呼ばれるんだぁ。いい加減やめて欲しいんだけどね。」
「なんで?のんってかわいいじゃん♪彼氏とかできたらそう呼んでもらいなよ!…私も楓さんに特別な呼び方されたぁ〜い!!」
「彼氏ねぇ…いつできるんだろね。」
こんなガールズトークを30分くらいしていたら、お兄ちゃんに呼ばれたので食卓に行った。