メガネくんと私
メガネくんの好物
「おはよぉ〜!」
「おはよう。」
朝から教室内はみんな元気いっぱい。
でも私は…
「望♪おはよっ!
昨日は病院連れてってくれてありがとう。今日も来てねって言ってくれたの〜…って、どうしたの?顔…やばいよ?!」
雪乃が私の顔を覗き込む。
「おはよ…。ちょっと昨日眠れなくてね。」
私の顔はクマがくっきり。
なぜかって?
家の中にメガネくんと二人きりだと思ったらドキドキしちゃって寝付けなかったから。
もし、夜中に部屋に入って来たらどうしようとか考えてたら、もう外が明るくなっていた。
朝が弱い私が目覚ましなしで起きれたのは奇跡に近い。
起きてきたメガネくんに言われた一言。
『お前、顔怖いよ。』
誰のせいだっつーの!!