Berry～甘く優しい恋を求める～

「いいよ。私達も、別れたら、それまでだったて事だね」

「・・・悠里ぃ・・・」

私は悠里に飛びついて泣いた。

哉斗くんにも謝らなくちゃ。

私は哉斗くんの住所を調べて、
向かった―――・・・

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

「はい・・!南」

「・・哉斗くん・・ごめんね」

私はまた、深く頭を下げた。

「・・・・」

「私ね・・哉斗くんの事スキだったの」

今ココで――・・・

「・・・えっ」

「もう、イイ。悠里と幸せになって・・本当にごめんなさい」

涙がこぼれない。

ああ・・東也くんのおかげかな・・・

「ありがと・・哉斗くん・・ダイスキだった」

「悠里・・哉斗くんの事ダイスキだから、行ってあげて」

悠里待ってるよ―――