ただキミと一緒にいたかった
第2章
5
──毎日メールメールメールの日々・・
「なぁ、電話無理?」
そういわれたのは、
付き合って2週間後くらいのこと。
「無理じゃないよ~っ
声聞きたいっ!!!
でも、携帯ないし・・・」
「だよなー
携帯ねぇと超不便」
「啓吾、買ってよ。」
「無理だから。笑」
───あー本当、声聞きたああああいっ!!!
ってか、声じゃなくてもいいから
写メみたいかも!
「写メは?」
「あーあるよ」
「まぢ?!みたいっ!!!
みせて?」
「はぁ?
みたいときは、自分の
見せてから見せるもんだろ?」
───ごもっともーーーーー!!!!