恋のレッスン
「おい、矢吹」
学年主任の須賀。
こんなおっさん先生より、光樹みたいなのを増やせばいいのに。
まぁ、今は若くして教師になる方が珍しいし、そういうわけにもいかないか。
「なんですか??」
どうせ今日はもう、あたしは班行動の時間はとれないだろうし、それならとことん反抗してやろう。
ま、あたしが悪いっちゃあ悪いんだけど…
あたしは、ポケットからiPodをだし、イヤホンを耳に通した。
もちろん聴くのはE○ILE。