禁忌恋愛
「や、やだぁ!!」

「俺を笑った罰だ」

次にあたし達が訪れたのは、、、、、

「あたし、ホンとお化けはダメなのぉ!!」

そう、ーお化け屋敷ー

ゆうくんはそんなあたしに構わずチケットを渡している。

「さ、はーいろ?」

ゆうくんの優しい?笑み。

ぎゅっ、、、。

「え?」

握られた、あたしの右手。

「これで怖くないだろ?」

「あ、とっえ、、、」

繋がれた手に戸惑いを隠せることが出来ない。

でもー、、、

その温かさを離したくなくてあたしは頷いた。

踏み入れた中は真っ暗。

肌寒い風があたし達に吹き付けている。

「ぎゃ、きゃあああっ」

あたしは驚くたび繋がれた手をさらに強く握った。

「ははは」

ゆうくんはそんなあたしを見て面白そうに笑っていたね。

ゆうくんの軽やかな笑い声が聞こえるたびあたしは誓っていたんだ。

ーもっかいジェットコースター、乗せてやる!!!-








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