禁忌恋愛
お化け屋敷を出たあたし達は、昼食を取り、コーヒーカップ、バイキング、ゴーカートに乗った。
どれもすごく、すごく楽しくて時間を忘れてしまう程だった。
気づけば、夕焼けがあたし達を優しく照らしていたー…。
「あー!ゆうくん、お土産屋さん!」
「あ゛ー?」
疲れきったゆうくんを引っ張って可愛いお土産屋さんへと連れて行く。
嫌がるゆうくんを無視して中を見ていると…、見つけた、可愛い可愛いクロスのネックレス。
純白のハートの上に淡いピンク色のクロスが乗っかっているデザイン。
2つで1つのネックレスに完成する。
可愛い、なぁ…。
思わず手に取って眺めていたあたしに後ろから定員さんの声がした。
「それ、可愛いですよね。今、大人気なんですよ?」
「そうなんですか」
何気に値段をチラリ。
「ー!?」
た、高い!!
余りの高さに目が見開かれた。
60000円?!
唖然としているあたしに定員さんは続けた。
「実はそれ、純白のハートの部分が彼女さん、ピンクのクロスの部分を彼氏さんが身につければ…永遠の愛が誓われる事となるってジンクスがあるんです」
…永遠の愛…。
あたしはネックレスを静かに置いた。
「…ちょっと高いので止めておきます」
後ろを振り向けば、ゆうくんが何やらお土産屋を眺めいたけれどあたしは1人でお店を出た。
…永遠の、愛。
その言葉とともにあたしの頭に流れたのは……。
ゆうくんだった……。
どれもすごく、すごく楽しくて時間を忘れてしまう程だった。
気づけば、夕焼けがあたし達を優しく照らしていたー…。
「あー!ゆうくん、お土産屋さん!」
「あ゛ー?」
疲れきったゆうくんを引っ張って可愛いお土産屋さんへと連れて行く。
嫌がるゆうくんを無視して中を見ていると…、見つけた、可愛い可愛いクロスのネックレス。
純白のハートの上に淡いピンク色のクロスが乗っかっているデザイン。
2つで1つのネックレスに完成する。
可愛い、なぁ…。
思わず手に取って眺めていたあたしに後ろから定員さんの声がした。
「それ、可愛いですよね。今、大人気なんですよ?」
「そうなんですか」
何気に値段をチラリ。
「ー!?」
た、高い!!
余りの高さに目が見開かれた。
60000円?!
唖然としているあたしに定員さんは続けた。
「実はそれ、純白のハートの部分が彼女さん、ピンクのクロスの部分を彼氏さんが身につければ…永遠の愛が誓われる事となるってジンクスがあるんです」
…永遠の愛…。
あたしはネックレスを静かに置いた。
「…ちょっと高いので止めておきます」
後ろを振り向けば、ゆうくんが何やらお土産屋を眺めいたけれどあたしは1人でお店を出た。
…永遠の、愛。
その言葉とともにあたしの頭に流れたのは……。
ゆうくんだった……。