禁忌恋愛
「違う!!」
そんな事あるわけない。
あたしがゆうくんを好きだなんて…。
だって、ゆうくんはおとうさんなんだよ?
憧れを恋心と勘違いしてるだけ。
あたしはその場から離れて家に戻っていった。
だけど
2人はいつまでたっても帰って来なかった。
日付が変わっても、連絡一つないまま。
もしかして…………
お母さんとゆうくん、より戻したんじゃ…。
戻して、ホテルにでも行ったのかも。
「あ…、ははは…」
ぽろ
ぽろ
ぽろ
涙が止まらない。
ゆう、くん。
ゆう、くん。
「ぃ…ゃ…」
いや、いや、いや。
「いやぁ…っっ」
膝を抱えて泣いた。
どうしよう。
どうしよう。
すごく
いや。
「あ…っ…ふぇ」
涙があたしの心の中にある常識、という鎧を溶かしていく。
あぁ……、どうしよう。
気づきたくなんかなかった。
気づいてしまったら戻れないのに。
気づいてしまった。
いままで自分をごまかして、常識にしがみついていた筈なのに。
あたしの心は限界だった。
「す…き…」
あたしはゆうくんが、好き、だ。
そんな事あるわけない。
あたしがゆうくんを好きだなんて…。
だって、ゆうくんはおとうさんなんだよ?
憧れを恋心と勘違いしてるだけ。
あたしはその場から離れて家に戻っていった。
だけど
2人はいつまでたっても帰って来なかった。
日付が変わっても、連絡一つないまま。
もしかして…………
お母さんとゆうくん、より戻したんじゃ…。
戻して、ホテルにでも行ったのかも。
「あ…、ははは…」
ぽろ
ぽろ
ぽろ
涙が止まらない。
ゆう、くん。
ゆう、くん。
「ぃ…ゃ…」
いや、いや、いや。
「いやぁ…っっ」
膝を抱えて泣いた。
どうしよう。
どうしよう。
すごく
いや。
「あ…っ…ふぇ」
涙があたしの心の中にある常識、という鎧を溶かしていく。
あぁ……、どうしよう。
気づきたくなんかなかった。
気づいてしまったら戻れないのに。
気づいてしまった。
いままで自分をごまかして、常識にしがみついていた筈なのに。
あたしの心は限界だった。
「す…き…」
あたしはゆうくんが、好き、だ。