チェリーをあげる。

うそ…。


あんな態度取られちゃうなんて…。



やっぱり私達、これで終わっちゃうの…?




彼の態度に、私の胸はまたズキンと痛んだ。




確かにきのうまで、私は渡さんの彼女だったかもしれない。




…けど、


今はもう違うんだ…。




改めて厳しい現実を突き付けられた私は、


伸さんの前でまた涙を流していた。




「…っ」
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