委員長のお仕事♪

「･･･で、みんなは出るのか？」

「うん！まぁ、半強制だけどねっ」

「あっそ」

亜芽は、玄関の門を開ける。

「え、参加しないの？」

「当たり前だ、ばーか」

そのまま、家の中に入ってしまった。

「だよね。そう簡単には申し込んでくれないか･･･ううん！まだチャンスはある！」

私は、再び気合いを入れた。





「譜迂～？電話よ、先生から～」

「え、先生？」

私は、疑問をもちつつも、受話器をとった。

「もしもし、お電話代わりました」

『あ、天羽さん？ドッヂボール大会の事なんだけどね？』

桃原先生からだった。

「あ、はい･･･」

『ごめんなさいね、やっぱり･･･あなた達は出れないみたいなの』

えっ･･････？