委員長のお仕事♪
横にいた桃原先生が、びくっとする。

「よく、アニメとか漫画でもあるけど・・・先生は、学校の評判ばかり気にして・・・生徒には一切目を向けていない!!それこそ、学校の評判が落ちると思います!!」

「だまらんか!!」

硬直する体。

「生徒に目を向けていないだと?向けているではないか!現に、今!」

「それが、目を向けているといえるんですか!?」

「・・・言っても分らんようだな」

ふぅと、ため息をつく校長。

「わかりました。つまり、こいつらを、不良じゃなくせばいいんですよね?」

「何?」

「『不良だから、他の生徒に迷惑がかかる』・・・。ってことは、不良じゃなきゃいいんですよね?」

「なっ」
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