However~それでも君に恋をする~
ふと気がつく。

俺は、鏡の前に凄い 恰好で立っている。

後ろでは、叔父さんとフユミが口を押さえてクスクスと笑う。

あんまりだ。

これじゃホストじゃないか。

森に行く恰好じゃない。

それに‥

ユミに笑われる。

そう思っても遅い。

時計は10時ちょうどを指していた。

まだ朝ごはん食べてない。

しかも約束の時間過ぎてる。

仕方ない。

この恰好で行くしかない。
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