However~それでも君に恋をする~
「はいチーズ」

森に入った俺は、専らカメラマン担当だった。

ユミのヤツ。

これが狙いだったんだ。

俺に写真取られるためだったのか。

そう勝手に想像する俺。

はしゃぎ回る3人を 被写体にして何枚も 何枚もシャッターを切った。

そして、恐れていた事態が起こった。

ユミはスカートが短かすぎる。

無意識に鼻の下が伸びっぱなしだった。

いつまで鼻を伸ばさなきゃならないのだろうか。

嬉しいのか苦しいのか、ヒラヒラ揺れて 俺の脳みそは空っぽになった。

いい加減にしてくれよ。
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