However~それでも君に恋をする~
何故だかは分からない。

その時、俺は彼女の背中を写真に収めた。

「さっき、あたしのコト撮ったでしょ」

バレていたらしく後からユミに怒られた。

「ごめん

つい撮っちゃった」

「カップラーメンで許してあげる」

結局その朝。

俺はユミにカップラーメンを奢る羽目になった。

気のせいかは分からないけど‥ユミと仲良くなってから

財布の中身が寂しくなった気がする。
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