However~それでも君に恋をする~
数分後、俺は地面に転がっている金髪の連中を見つける。

鼻水に涙で顔をぐしゃぐしゃにする俺。

「泣いてるの?」

ユミは心配そうな顔で俺に問いかけた。

そして淡いピンクのティッシカバーの中からティッシュ3枚 取り出し、僕にくれた。

「ごめんティッシュしか無くて」

彼女は俺に笑いかけた。

俺も、涙と鼻水をティッシュで拭くと

「ありがとう」

そう言って笑った。
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