Lovely☆愛すくりーむ
「おおっ。そうなのかっ!いいぞいいぞ。頼もしいぜ、愁斗っ☆」



そう、愁斗…。



「よし…。行くぞ、ふー坊!我慢してろよ?」



「は!?ちょっ!何いきなりって…ぎゃっ!!」



急に愁斗があたしをおぶった!!!



「いーよいーよ~愁斗~っ」



「はっ?」



何故かわかぼーはニコニコ笑いながらひらひらと手を振っている。


意味分かんない!!


て、てか!速く助けろ~っ!!






こんなあんなで、周りの視線を浴びながら飛行機から出た。





「ね~!自分で歩くからいいよっ!!」



おろせ~!と言わんばかりに足をぶらつかせる、あたし。



「ぁ゙…ぅ…」



駄目だぁ…気持ち悪ッ…!!



「だからジッとしてろって!俺は大丈夫だから」




――ドキン…。




え?



今、なんか……。




こいつのこと、意識した?


な、はずないよねっ。


でも、こうみえて、結構優しいんだな~なんて思ったり…。







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