Lovely☆愛すくりーむ
「なっ!何であんたも一緒なのよっ!?」



「はっ!?俺が居たら駄目なわけっ!?」



ついてないついてないついてない。



何でこんな奴なんかと……。


嫌ぁぁ……。



…何であたしがこんなに愁斗が嫌なのかと言うと……。



中学一年生の時、プールから上がってきて着替えようとした時に……。



『……ッ!!』



初めて血の気が引いた。


パンツが無くなっていたのだ。


お気に入りのいちごのパンツ……。


いや、お気に入りだったから無くなったのが悲しかったんじゃなくてね?


分かるでしょ?パンツが無くなったんだよ?


ノーパンで授業受けれないっつーの……。


誰も見てないことを確認しながらサッと着替えて(※ノーパンです)あたしは部屋を出た。



一歩踏み出したその時、あたしは言葉を失った――。



愁斗がいちごのパンツを持って首を傾げていたのだ……。




それからのことは話さなくても分かると思うけど…。


とにかく、絶対あの時あたしのパンツを盗んだのは愁斗だっ!!


今でも許せないんだからぁ!!






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