ヤンデレ彼氏とコタツでみかんな部屋
何の意味もない作品だろうとも、笑ってくれた時点で意味は出来るもの
彩「えー、初めまして。『ヤンデレ彼氏に監禁されて』の藤堂彩芭です。……それと」
クル「こんにちは。彩芭を愛してやまず、愛しすぎて最近は彩芭の夢しか見ない、栂句琉希です」
彩「……いきなり、ヤンデレな発言ですね。どんな自己紹介ですかそれは」
クル「おかしくはないだろう。自己紹介って言うのは、自分のことを相手に教えるんだから。
なら、俺の紹介をするには一言に彩芭に限るよ。俺の存在表明は彩芭なんだから」
彩「……。難しい言葉で私を惑わせようとしないで下さい」
クル「惑わすだなんて。彩芭はこんなにも俺を『魅了』しているのに。
君も俺と同じ想いにさせたいって思うのは当然だろ。
媚薬でも何でも使って、俺しか考えられないようにしたいんだ」
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