ヤンデレ彼氏とコタツでみかんな部屋
彩「え……?――あ、はい。泣きます泣きます。……ぐすん」


クル「彩芭!あ、泣かないでくれ、俺が悪かったから。

彩芭の言うとおりに、血なまぐさいことなんか『今は』しないよ」


国「……扱いやすいな、栂」


彩「まったくです」


クル「ほら、コタツにも入ったし。みかんも食べた。だから、泣き止んでくれ」


彩「……泣き止みました」


クル「そうか、良かった。あ、みかん食べるか?はい、口開けて」


彩「唐突すぎて話がかみ合ってないで――んん!」


クル「可愛いな、彩芭。もっと食べさせてあげるよ。はい、あーん」


国「……。私はこれで失礼しますよ」


彩「ん!――ま、待って。行かないで下さい!」


国「そう言われてもねぇ、藤堂さん。明らかに私は『邪魔』みたいだし」


クル「なんだ、分かっているじゃないか。さっさと出ていけ、そうして死んでこい。なるべく苦しい死に方でな」


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