ヤンデレ彼氏とコタツでみかんな部屋
クル「仕方がないなぁ、彩芭がそう言うなら。はい、気をつけてもってね」


彩「もう片方のポケットにあるやつも下さい」


クル「……バレてたのか」


彩「素直に渡すんですから、私だって勘づきますよ」


クル「どうしても?このままさ、二人だけの世界に浸ろうよ」


彩「コタツにみかんだけの世界なんてイヤです。というか、クルキさんと二人っきりだな、んて……」


クル「なに、彩芭?」


彩「……悪魔(すてき)な笑顔で、こっちを見ないで下さい」


クル「素敵だなんて彩芭から言われると嬉しいな」


彩「小説の表記って、便利ですよね」


クル「どういう意味?」


彩「こっちの話です。あ、それと。さっきうっかり口にしたことを説明しなくちゃ」


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