ヤンデレ彼氏とコタツでみかんな部屋
クル「コタツでみかんのやつか?別に俺たちが今いる場所のことを言っているだけだし。説明なんか――」


彩「いります。会話だけの小説がどれだけ面倒なことか。

地の文の有り難さがよく分かりますよ。

説明するとなると、私たちが今いるのはコタツでみかんの部屋です」


クル「説明するって言いながら、かなり分かりにくいな。口下手なところも可愛いよ」


彩「誉められてるのか、侮辱されているんですかね。だったら、クルキさんが説明して下さいよ」


クル「俺もコタツでみかんな部屋って言うよ。彩芭の説明がそれなら俺もそれ」


彩「……雰囲気で受け取って下さい」


クル「投げやりだね」


彩「描写や比喩をする才能は私にはないんです」



クル「まあ、作品自体適当だからね」


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