✝恋人魚✝
【光喜】だったんだ。


今まで月谷サンに

会いたいと思って高校に行ってた。


なんて思ってたけど

気づけば清ゎ光喜でいっぱいだった。


だから高校に行く時ゎ

すごく幸せに感じたんだ。


たぶん,友達と話す時よりも

拓巳と会う時よりも

洋服選んでる時よりも

ケーキ食べた時よりも…


何よりも幸せだったと思う。


光喜のためだったら

何でもしてあげたいと思えるの。


これが【恋】だって確信したの。

勝手カモしんないケドね…


これを気づかせてくれたのゎ

まぎれもなく拓巳だよ。


「拓巳…ごめん。」

『…。』

「拓巳ゎホント大切な存在だった。でも今の清と居ても,拓巳のコト苦しめちゃうと思うからね…だから別れよ?」

『…ッ俺ゎ…!!』


拓巳ゎ清の手を握った。


『俺はホントに…』

「それ以上いったらダメだよ…。」


清にとっても…

拓巳にとっても…。
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