✝恋人魚✝




しばらくして泣きやんだ清に


『今度はちゃんと優しくする。』


って頬にキスした。

清は恥ずかしがりながら


「絶対ね?」


って笑った。


あー。

俺まぢで優しくできるかな?


こんな笑顔とか向けられたら

絶対は無理だと思う…。


それに…


『あのさぁ…清?』

「ん?」

『そろそろ着よっか?』


俺は清が来てたシャツを指さす。

すると清は、


「光喜のエッチー!!」


ってでけぇ声で叫んだ。


このまま着てくれなかったら

俺が危なかった。

息子よ…良く頑張った!

お前は勇者だ!!
< 47 / 62 >

この作品をシェア

pagetop