×純蜜はにぃ×



「なんで泣いてんの?」


「‥‥。」




「悲しい事とか寂しい事とかが、があったら、
誰かに話した方がスッキリするよ。多分ね‥」



「あ、あたし喋るの苦手です。」



「うん。知ってる。」



「しゃ、喋るのってゆうか、凄い人見知りするんです‥。」



「うん。知ってる。」



「だから、話し掛けられても、
怖くて、テンパって、上手く喋れないんです。」


「うん。」



「けど、凄い仲良くて、何でも話せるような友達に‥

近寄るなって言われて‥‥‥、」



「うん。それで?」



「初めてだったからっ。
初めてそんな事言われたから、

びっくりして、悲しくて‥
なんか、裏切られた気がして‥‥


走って学校飛び出して来てしまいました‥‥。」


「そか。ま、そんな時もあるよ。多分ね…」



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