君色のぼく



「…………」


次の日から春日は学校に来なかった…たぶん、もう一週間になる。


…どうしてぼくはこんなに心配なんだろ?


人を気にするなんて今までのなかったのに…


「…………」


一人で食べるお昼ご飯の不味さを知った…
一人でいる暇さを知った…


「…春日。」


…どうして
なんだろ?


この気持ちは…


胸が苦しくて…
ドキドキして…


春日のことを考えると…よくわからない気持ちになる…なんだろう。


これは…………



< 10 / 34 >

この作品をシェア

pagetop