君色のぼく



「りょ…桑原くん…どうしたの?」


春日は目があうとすぐに反らせて俯いた。


「風邪じゃないの?」


「うん…」


「中、入れてよ。話があるんだ。」


「えっ…」


「…暑いし」


「わかった…どうぞ。」


…春日の部屋は女の子って感じの部屋だった。


「どうぞ。」


「ありがとう。」


ぼくは出された麦茶を飲む…美味しい。



< 13 / 34 >

この作品をシェア

pagetop