君色のぼく



「じゃぁ、ここだから。」


私の家までの道のり…すごく近い。だからほんの一瞬。まだ一緒にいたい…


「春日の家近いよな。」


「うん。」


もしかして同じこと思ってくれてた?


「学校から近くて羨ましいよ。じゃぁね。」


「あ、うん。バイバイ。」


意外とあっさり…帰っていった。


「はぁ…」


やっぱり私のスキの方が大きいのかな?


どうしたら…同じ位スキでいれるんだろ。
どうしたら亮くんは私をスキになってくれるんだろ…


わからないよ…


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