君色のぼく
つながった
月曜日…学校に行くと…亮くんの周りに女の子が集まってた。
どうしたんだろ?
「…………」
私も中に入りたいけど…無理そう。
「華…どうしたの?あれ…」
私より先に学校に来ていた華に聞いた。
「知らない。」
「そっか…」
私も亮くんを見たくて…勇気を持って中に入って見た…
「っ!!」
だっ、だれ?この子…!
「あ、春日。おはよ。」
そう言って立ち上がった男の子は…亮くんで。
「り、亮くんどうしたの!?」
髪の毛が…茶色くなってる!!それに…無造作ヘアーに…!制服だってきっちり着てたのに…着崩してるし…どうしたの?!
「あぁ、これ?これはね…」
笑顔で話す亮くん…かっこよすぎます。
「席つけー。」
ちょうどいいタイミングでやってきた先生…本当、良すぎだよ。
「後でね。」
「うん…」