天使の涙(仮)
こんな俺の気持ちを知ったら実々はどうするだろうか。
単純に驚くだろうか?
それとも軽蔑する?
何にしても、沙也加と別れたばかりの俺は実々の性格上、受け入れてはもらえないだろう…。
このまま変わらずに友達のままでいるのか、告白するべきか。
結果は見えてる。
このまま友達としてそばにいる方がいいに決まってる。
友達として変わらずに実々のそばで笑って、何かあれば駆け付けて…。
そうすることでしか、実々という一人の女性の隣りにいることしか出来ないと思う。
実々は俺に特別なモノを求めてはいないんだ。