天使の涙(仮)

時計に目をやると10時半を過ぎたところ。

Tシャツとジーンズに着替えた。

「よしっ!やりますか。」

忙しいからと自分に言い訳してサボっていた、家事というやつをなんとなく片付けていく。
一通り終わったのは1時になろうかとしていたときだった。

お腹の虫が空腹を知らせる。

「さすがにお腹減ったなぁ。」

これから何か作って食べる気にもなれず、外で食べることにした。

用意という用意もせず、素顔にTシャツとジーンズ。
キャップを深めに被り、携帯と財布、鍵だけ持って家を出た。

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