流星☆BOY【移行更新中】
そっと口にした直後、リュウセイの体はガクンとうなだれるように、腕をぎゅっと掴まれた。
そのままもつれ込むように体重が乗っかってくるから、あたしは必死に踏ん張って背中を支える。
「りゅ、リュウセイ……!?」
腕を回し直した瞬間だ。
わずかに触れた首元が、すごく熱い。
「…は、はぁ、はぁ…っ」
息遣いも荒くて、とっさに額に手を当てると水の中にいたというのに焼けるようだった。
「リュウセイ!!」
「ヒメ、リ…なんか…体が痛くて……熱いよ…?」
全身ぐっしょりと濡れた体をあたしに預け、頬が赤く染まっている。
瞳はどこか潤んでいて、自分のことのように苦しくなってくる。
「大丈夫!?今、救急車呼ぶから!」
あたしの叫び声に遠くで見てた先輩が駆けつけてくれ、先輩が携帯電話で手配をしてくれている。
なんとかリュウセイを草むらの上に引き上げても、か弱く震えるリュウセイの体。
そんなリュウセイを、寒くないようにとぎゅっと抱きしめるだけしかできなかった。
「リュウセイ…ッ!!」
お願い。
どうか、リュウセイを守って。
そのままもつれ込むように体重が乗っかってくるから、あたしは必死に踏ん張って背中を支える。
「りゅ、リュウセイ……!?」
腕を回し直した瞬間だ。
わずかに触れた首元が、すごく熱い。
「…は、はぁ、はぁ…っ」
息遣いも荒くて、とっさに額に手を当てると水の中にいたというのに焼けるようだった。
「リュウセイ!!」
「ヒメ、リ…なんか…体が痛くて……熱いよ…?」
全身ぐっしょりと濡れた体をあたしに預け、頬が赤く染まっている。
瞳はどこか潤んでいて、自分のことのように苦しくなってくる。
「大丈夫!?今、救急車呼ぶから!」
あたしの叫び声に遠くで見てた先輩が駆けつけてくれ、先輩が携帯電話で手配をしてくれている。
なんとかリュウセイを草むらの上に引き上げても、か弱く震えるリュウセイの体。
そんなリュウセイを、寒くないようにとぎゅっと抱きしめるだけしかできなかった。
「リュウセイ…ッ!!」
お願い。
どうか、リュウセイを守って。