流星☆BOY【移行更新中】
「な、ななな、何するの!?」

 イキナリのことだったし、あたしも若干ヨコシマな気持ちがあったから動揺を隠すことすら忘れていた。

驚いた亀のように、慌てて手を引っ込める。


 ニコリと笑った彼が……カワイかった。

でも彼は、


「○×※□▽…ッ!!」


 …………………………。

「$◎#&@…!」

 ……………………。


 さっぱり、なにいってんのかわかんない。
滝のように涙を流したい気分だった。

 とりあえず、犬に噛まれたとでも思ってさっさとこの場を去ろう!

そう決意して転がってしまった野菜たちを袋に詰め始めた。

 最後のジャガイモを拾い、袋を手に持ったときだ。

カチッ、カチッ、とタイマーをまわすような音が背後から響く。


「……あー…、んーと?」

 なんとなく聞き取れるようなその言葉に、呆れ半分でゆっくり振り向く。


「今度は何よ…?」


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