恋するバニラ

その後、ケイゴに宣戦布告をした


「ケイゴさん。わたし

 やっぱりあきらめれません

 1度や2度では絶対に

 それにまだケイゴさんに

 一目ぼれしているだけで

 よく知らないし

 なので、しばらく

 ケイゴさんへの告白

 延期しますね

 ケイゴさんへの憧れ

 なのか、本当にすきなのか

 自分の気持ちの整理が

 出来たら告白します!!!」


「は?ちょっと・・・

 マシロちゃん!?」


「ってことで、今日は退散!

 紅茶ごちそうさま~~」


わたしは一気に紅茶を飲み干して

お店を出た

そのあとのことは知らない

ケイゴが頭を抱えて



「人の話をきけよ。俺には

 恋人いるって最後に

 いうつもりだったのに・・・」



って言ったなんて

全く聞こえることもなく

わたしはサエコの元へと戻った

こうして初めての告白は

勝手に無効として

改めて、後日初告白することに

わたしの独断で決めちゃいました

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